佐久間食品株式会社はご家庭に美味しい大豆製品をお届けする会社です。

豆腐つくりへのこだわり

豆腐つくりに先代から関わってから随分と年数がたちました。
私の豆腐や豆乳がとても体に良い食品との信念を持ち続け、良い製品を精一杯の努力と技術の向上にむけ、安易な妥協をせずにやってきたのには、こんな個人的な理由がありました。
私の両親は、戦後しばらくしてから、知人の指導で、三条で豆腐屋を開業しました。
豆腐のことは何もわからずに始めた商売ですが、研究熱心な両親は、品質の良さで皆様の信頼を得ていったようです。
豆腐や大豆の栄養や機能性がほとんど一般に語られる事の無い時代でしたが、お客様から豆乳が体に善いんだよと教えられ、それから、母は毎日豆乳を飲み続けていました。
自分たちの造っている豆乳がこんなに体に良いことに喜びを得た母は、このすばらしさを機会があるたびにお客様に勧め、飲みにくい（当時の豆乳は本当に飲みにくい）豆乳でしたが、大勢の方に愛飲していただいておりました。
豆乳を毎日、ビンに詰めて自転車で配る母の姿は、その豆乳を待ち続ける人のところに届けるよろこびで溢れていました。
豆乳を飲み続けているお客様の感激の声を、私たち家族に語る声が今も聞こえてくるようです。その母も随分以前に亡くなりました。
父や母が何も知らない豆腐つくりを始め、知識や経験を重ねながら、お客様の健康の維持に貢献できる喜びを知り、一生懸命仕事に励んできたように、私共も栄養も機能性もすばらしい豆腐、油揚げ、豆乳やこれらを素材とした食品の製造、開発に取り組んでいます。
それは、両親の遺志を受け継いだ私たちの務めだと思っています。

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社長メッセージ

先代が復員後生活の為に立ちあげた豆腐屋を受け継いでから随分と長くなりました。
家業の豆腐、油揚を先代と同じ製品に仕上げてお客様に喜んでもらうことのむずかしさも、受け継いですぐの頃経験しました。製品を造ることの大変さは、その頃の豆腐屋は経験と勘で豆腐、油揚げを作っていましたから、知り合いの豆腐に聞いても、同じように「とうふや油揚げは面倒なんだよな」というだけで、しっかりと製造上の要点を教えてくれる人はいませんでした。
長い間に製造上の理論を自分で組み立てて行き、今日に至ったことは、灌漑深いものがあります。

豆腐、油揚の栄養的にすばらしいことは説明するまでもありませんが、最近の食事での和食の見直しで、日本本来のダシからじっくりと作って料理を作ることで、豊かな味わい深い食卓を囲む風潮が定着し、そこで豆腐、油揚などが十分に生かせればとの思いが強くなっております。
又素材の豆乳やおからをもっと生かした事業展開ということで、豆乳・おからドーナツの店を運営し、地域の方に喜んでいただいております。
今後は栄養豊かな大豆の力をもっと大勢の人に知ってもらい、より健康な生活の助けとなるような事業活動を展開していければと思っております。

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会社沿革

昭和28年

初代佐久間秀雄、三条市荒町で豆腐、油揚の製造小売を始める。

昭和46年

初代の死去に伴い、家業を継ぐ。

平成5年

株式会社に改組。資本金1,000万円。

平成7年

三条市東本成寺に工場を新築。

平成8年

資本金を2,000万円に増資。

平成13年

ギャバ強化の豆腐、豆乳を発売。

平成18年

保健機能食品（葉酸）豆乳ブラマンジェを発売。